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しん 山本

外反母趾と誤解・2

こんにちは。足整体·町田の山本です。

台風10号が当初は土日に→その後火水あたり→さらに土と1週間も遅れに遅れていますが、かなり大きく発達していると報道されていますね。皆様くれぐれもお気をつけくださいませ。ご予約くださっている方は、当日の状況で遠慮なく日程変更のご連絡くださいね。


今日は午前中、本町田のネコサポステーションで毎週やっているらくらくカラダ塾を開催してきました。今日の参加者はお一人でしたので、その方の現在気になっていること(首筋の痛み)をお聞きしながら進めていきました。らくらくカラダ塾は施術をするわけではなく、簡単な運動をしながらご自分でご自分の楽な状態を探求していく会です。首筋も特に触れずとも、緊張を解いていったり背骨の柔軟性を取り戻していくことで変わっていくこともございます。今日の方も身体を動かすことで身体感覚が変わっていくのを充分に感じていただけたようでした。


さて、先日いらっしゃった外反母趾のクライアントさんとの会話で気になったことがあったので今回はブログで皆様にもシェアしたいと思います。

良かれと思ってやってしまいがちな外反母趾の誤解です。以前、外反母趾と誤解 という記事を書いたことがあったので今回はその続編、外反母趾と誤解・2 とします。



外反母趾の絵
外反母趾



■趾(あしゆび)は開いた方がいい?


外反母趾の方は母趾が第二趾に近づいて、酷い場合は重なってしまいます。ですから趾が近づかないよう、趾同士が離れているのが良いと思われる方が多いように感じます。お話をした方もそう思っていたので「趾同士を離すグッズを使って趾が離れるようにしています」と仰っていました。


でも違います。


趾が離れているとアーチを構成することができません。アーチを構成できないので扁平足になります。実は外反母趾は扁平足が原因でなることがとても多いのです。

扁平足とは土踏まずが無いあるいは平らに近い状態です。これは、自分の体重を趾先で支え切れていない状態でもあります。趾先が効いていないので(特に内側へ重さがかかることが多いのですが)趾先ではなくMP関節(中足趾節関節)に重さがかかり、長いことその状態が続くと外反母趾が出来上がります。ですから、アーチが崩れることは絶対に避けなくてはなりません。


というお話をすると、足でパーをするのはよくないのですか?と質問される方もいます。足でジャンケン(グーチョキパー)をするのはとても良いトレーニングです。ぜひ毎日続けてほしいです。大事なことはゆびを開こうと思ったときにしっかりと開けることであり、常時開いた状態でそこに重さをかけることではないのです。


ですのでこれを読まれた方で趾の間に何かを挟んでゆびを開いた状態にすることは、例えばネイルするとか特別な事情が無い限りはお控えいただけるといいと思います。

ちなみに、わたしも履くことがありますが、5本指ソックスもそうでないソックスと比べると趾と趾の間に2枚布が入りますから趾同士がわずかながら遠くになるように感じます。

趾の1本1本が感じやすい意識しやすいという良い部分もありますから一概に否定するわけではありませんが、一応知っておいていただけるといいと思います。




~足よろこぶ整体院~ 足整体・町田

東京都町田市木曽東4-26-1 新興商事ビル101

営業時間9:30~18:30(当日最終受付17:00)

第2.4日曜日と毎週月曜日、毎週火曜日の午前中はお休みです

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